【キャベツ黒腐病対策】防除に使える農薬&耐病性品種一覧
出典 : HP埼玉の農作物病害虫写真集
黒腐病は、キャベツなどのアブラナ科の野菜類で発生する病害です。本記事では、キャベツの黒腐病の症状や原因、発生しやすい時期、似た病害との見分け方、使える農薬を含めた防除対策、耐病性品種を解説します。
- 公開日:
- 更新日:
記事をお気に入り登録する
キャベツ黒腐病とは?
キャベツの黒腐病(くろぐされびょう)は幼苗期から収穫期まで、生育中のあらゆる段階で発生する恐れがある病害です。病原菌が種子伝染や風雨で飛散することで感染が拡大するため、農薬などを用いた適切な防除が欠かせません。
キャベツ黒腐病の症状
キャベツ黒腐病の発病葉
写真提供:HP埼玉の農作物病害虫写真集
播種から発芽初期に感染した場合、子葉の水孔から病原菌が侵入し、先端部が黒変したあとに急速に縮れて枯死します。
定植後の場合、葉に付着した病原菌が葉の傷や水孔を通じて侵入し、4~6日で葉柄や茎に病変を引き起こします。
具体的な症状は、まず下葉から発生し、葉裏の葉脈に沿って暗緑から黒色の水浸状の病斑が現れます。その後、葉の表側は灰緑色から淡黄褐色へと変色していきます。
記事をお気に入り登録する
minorasuをご覧いただきありがとうございます。
簡単なアンケートにご協力ください。(全1問)
あなたの農業に対しての関わり方を教えてください。
ご回答ありがとうございました。
お客様のご回答をminorasuのサービス向上のためにご利用させていただきます。
舟根大
医療・福祉業界を中心に「人を大切にする人事・労務サポート」を幅広く提供する社会保険労務士。起業・経営・6次産業化をはじめ、執筆分野は多岐にわたる。座右の銘は「道なき道を切り拓く」。