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【田植機の選び方】ほ場の規模にぴったりの条数と機能の割り出し方
水稲農家の農地集約・規模拡大が進むにつれ、田植機の重要性は増しています。広大なほ場の田植えを効率的に行い、かつ購入コストを抑えるためには、ほ場の広さや環境、作業時間を把握し、適切なスペックの田植機を選ぶことが大切です。
大規模ほ場で限られた期間に田植えを終わらせるには、どれくらいの性能の田植機が何台必要かを事前に確認することが重要です。本記事では、田植機選びに当たって注意すべきポイントや、必要な作業能力を割り出す方法を解説します。
田植機選びで失敗しないための4つのポイント
![田植機 乗用型](https://d1obh0a64dzipo.cloudfront.net/images/komeney/how-to-choose-rice-transplanter/01.jpg)
吉野秀宏 / PIXTA(ピクスタ)
まずは、田植機を選ぶ際に検討するべき4つのポイントを紹介します。
ポイント1|ほ場の広さに対する条数
まず、ほ場の広さに対して適切な条数を把握します。
主要メーカーは2条から10条までの幅広い田植機を展開しています。条数が多いほど田植えの作業時間を短縮できるので、基本的には、ほ場面積が大きいほど、条数が多いものを選びます。
参考までに、2012~2017年における条数別の田植機の国内出荷実績を見てみましょう。
![](https://d1obh0a64dzipo.cloudfront.net/images/komeney/how-to-choose-rice-transplanter/02.jpg)
出典: 一般社団法人農業食料工学会「農業食料工学会誌 80巻6号」 所収「田植・直播機(井関農機株式会社 加藤 哲)」よりminorasu編集部作成
2012
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