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除草剤の上手な
選び方・使い方
効果的な水稲用除草剤の使い方を解説! 有効成分一覧&おすすめ商品も紹介ueda / PIXTA(ピクスタ)

効果的な水稲用除草剤の使い方を解説! 有効成分一覧&おすすめ商品も紹介

梅雨に入るとどの水田にも水が張られますが、その後も雑草は生えてくるので、防除する必要があります。防除に使う水稲用の除草剤はさまざまな種類があり、使い方や施用する時期も異なります。この記事では、水稲用除草剤の種類や施用上のポイント、注意点、有効成分と効果などを解説します。

目次

水田やほ場に生える雑草は、梅雨から夏にかけて一気に繁殖します。放置すると養分を奪うだけでなく、病害虫の温床になってしまうため適切な防除が必要です。まずは以下より、水稲用除草剤の種類から解説していきます。

水田で繁茂したイヌホタルイ(7月上旬)
水田で繁茂したイヌホタルイ(7月上旬)
写真提供:HP埼玉の農作物病害虫写真集

水稲用除草剤の種類について

まず、水稲用の除草剤の分類を解説します。

処理時期による違い

水稲用の除草剤は、処理時期によって「初期除草剤」「一発除草剤」「中・後期除草剤」の大きく3つに分けられます。時期ごとに適した除草剤が変わるので、それぞれの違いを紹介します。

初期除草剤

初期除草剤には、発芽したばかりの雑草をそれ以上展開させない効果があり、主にノビエの防除を目的としています。

散布適期は、土壌処理の場合は代かき後~田植え7日前まで、田植え後の雑草防除の

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