Yoshi/ PIXTA(ピクスタ)
【水稲】生育ステージ別! 生育状態の見極め方と、多収をめざす栽培のコツ
栽培暦に沿って水稲栽培を行っているのに、思うように収量や品質が向上できない場合は、どの生育ステージに問題があるのかを調べてみましょう。本記事では、生育ステージ別の診断基準を示すとともに、改善策や最新の栽培管理システムについてご紹介します。
水稲栽培は全国各地で行われており、産地や品種によって多少の違いこそあるものの、大筋の栽培方法は共通しています。そのため、生育ステージごとに栽培方法や生育状態をチェックすることで、効率よく栽培できているか、どこに課題があるかなどが把握できます。
水稲の生育ステージとは? 収穫までの過程と栽培暦
Yoshi/ PIXTA(ピクスタ)
水稲の生育ステージとは、人間が行う作業や管理ではなく、水稲の生長に基づいて段階分けをしたものです。生育ステージごとに生育診断を行うことで、生長が早いのか遅いのか、生育状態に問題はないかなどが確認できるため、適切で効果的な施肥や水管理に役立てられます。
慣行栽培の場合、地域によって多少の違いはありますが、水稲の生育ステージは大きく「育苗期」「分げつ期」「幼
このコンテンツをお気に入り登録する