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元パティシエが米と梨の複合作経営で実現する収益性の高い販売戦略
多くの農家が農産物の販売に苦戦する中、株式会社アグリスリーでは、米と梨の複合作に加え、農協や市場以外の独自の販路を開拓することで、相場に左右されない収益性の高い農業を実現してきました。さらに、多品種栽培による差別化やメディア露出による認知度向上、地域農家と連携した6次産業化など、多角的に事業を展開することで持続可能な農業経営をめざしています。
今回は、アグリスリーの代表取締役を務める實川勝之さんに、複合作や直接販売の戦略、6次産業化への思いを伺いました。
株式会社アグリスリー 代表取締役 實川勝之(じつかわ・かつゆき)さんのプロフィール
出典:minorasu編集部撮影
千葉県山武郡横芝光町で農業を営む株式会社アグリスリー。約35haの水田と約2haのほ場で約10品種の米と約40品種の梨を栽培しています。
代表取締役の實川勝之さんは元パティシエであり、その経験を活かして洋菓子店のケーキのように美しく陳列された直売所や、細部まで手が行き届いた「日本一きれいな梨園」を実現しました。元パティシエが作るこだわりの梨は多くのファンに支持されています。
米+梨の直接販売で持続可能な農業をめざす
出典:minorasu編集部撮影
アグリスリーは「相場に左右されない販路の確立」を先進的に進めてきた農業法人として知られており、その取り組みは直売所
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