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スマート農業で効率的な複合作 
宮城県
スマート農業で複合作を効率化! 水稲・大豆130haの大規模経営を実現kazoka/Shutterstock.com

スマート農業で複合作を効率化! 水稲・大豆130haの大規模経営を実現

複合作の大規模化をめざしていく中で、作業の効率化や人手不足に頭を悩ませる方は少なくないでしょう。宮城県栗原市で水稲と大豆の複合作に取り組む株式会社アグリ東北では、スマート農業の導入・活用によりこうした課題を解決し、130haを超える大規模営農を実現しています。今回は、代表取締役の鈴木勲夫さんと常務取締役の鈴木健也さんに、スマート農業を軸とした複合作の取り組み内容やポイントについて話を伺いました。

目次
株式会社アグリ東北の営農モデル出典:minorasu編集部作成

株式会社アグリ東北 プロフィール

株式会社アグリ東北 代表取締役・常務取締役
株式会社アグリ東北 代表取締役の鈴木勲夫さん(右)・常務取締役の鈴木健也さん(左)
撮影:minorasu編集部

株式会社アグリ東北は、宮城県栗原市で水稲と大豆に特化した複合作を営む農業法人です。

同社には代表取締役の鈴木勲夫(すずき いさお)さん(以下 鈴木社長)、常務取締役の鈴木健也(すずき けんや)さん(以下 鈴木常務)のほか、社員4名、常勤パート4名、期間雇用パート4名が在籍しています。

営農支援システムを中心に、GPS機能付きトラクターやドローン、食味・収量センサ付きコンバインなどを活用したスマート農業を積極的に導入することで、効率的な複合作経営を実現しています。

経営拡大と次世代育成のために法人化、複合作は水稲と大豆に特化

株式会社アグリ東北の社屋外観
アグリ東北の社屋
撮影:minorasu編集部

アグリ東北は、前代表取締役社長の田中学さんと現社長の鈴木勲夫さんが2013年に設立した農業法人です。

2人が個人経営で農業を始めた当初、ほ場

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