減収を招く「そうか病」とは? 原因・症状と防除対策を完全解説
「そうか病」はジャガイモ(馬鈴薯)の代表的な病害であり、食味や収量への影響はほとんどないものの、見た目が悪くなります。そのため商品価値を著しく下げ減収につながります。そうか病の特徴を知り、耕種的防除や種いもの農薬処理によって予防することで被害を防ぎましょう。
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ジャガイモ(馬鈴薯)によく見られる「そうか病」は、大幅な収益減をもたらすこともある深刻な病害です。この記事では、北海道とそれ以外の暖地での違いにも触れながら、そうか病の特徴と効果的な防除、そうか病によく似た「粉状そうか病」についても詳しく解説します。
ジャガイモ(馬鈴薯)の商品価値を下げ減収を招く病害「そうか病」とは?
そうか病の病斑
写真提供:HP埼玉の農作物病害虫写真集
そうか病にはジャガイモ(馬鈴薯)などの根菜類に感染するものと、ミカンなどの柑橘に感染するものがあります。どちらも症状は似ていますが、病原菌が異なり、感染原因も予防や防除の方法も違います。この記事では、ジャガイモ(馬鈴薯)を対象とします。
そうか病の感染を防ぎ、効果的な防除対策を講じるために、まずは主な症状と発生原因について説明します。
そうか病の主な症状
そうか病は、
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大曾根三緒
ビジネス、ペット、美術関連など多分野の雑誌で編集者として携わる。 全国の農業協同組合の月刊誌で企画から取材執筆、校正まで携わり、農業経営にかかわるあらゆる記事を扱かった経験から、農業分野に詳しい。2019年からWebライターとして活動。経済、農業、教育分野からDIY、子育て情報など、さまざまなジャンルの記事を毎月10本以上執筆中。編集者として対象読者の異なるジャンルの記事を扱った経験を活かし、硬軟取り混ぜさまざまなタイプの記事を書き分けるのが得意。