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スマート農機を活用した可変施肥は、近年注目を集める技術で、生産者の間で利用が広がっています。可変施肥とは、ほ場内の地力や生育状況に合わせて肥料の量を調整することで、生育ムラを解消し、収量の向上を目指す技術です。
スマート農機を使用して可変施肥を行うためには、事前に地力・生育データを収集し、それに基づいた施肥マップを作成する必要があります。このため、導入には準備の手間や初期投資がかかることがハードルとなるケースも少なくありません。
手軽に可変施肥を始められる選択肢として注目されているのが、BASFの「xarvio®(ザルビオ)フィールドマネージャー」です。このシステムは、地力や生育状況に応じた施肥マップを自動で作成し、国内外の多くのスマート農機と連携して肥料の施肥量を調整できるのが特徴です。ザルビオを使えば、施肥マップはわずか1分で作成でき、特別な知識や複雑な手順を必要としないため、導入の敷居が非常に低くなっています。
ザルビオを活用した可変施肥の効果は大きく、収量が約15%向上した事例もあります。埼玉県の株式会社ヤマザキライスでは、ヤンマーのGPS可変施肥田植機とザルビオを組み合わせることで、収量の大幅アップを実現しています。
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