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現場に入らない経営改善術!農家の右腕が語る実績と方法【農業経営ダイジェスト】

現場に入らない経営改善術!農家の右腕が語る実績と方法【農業経営ダイジェスト】
出典 : 阿部梨園

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農業経営改善の重要なポイントとして、ファームサイド株式会社の佐川友彦さんが提唱するアプローチは、小規模農家にとって大変参考になります。佐川さんは東京大学農学部を卒業後、外資系メーカーでのキャリアを経て、栃木県の阿部梨園に参画。生産現場に出ず、内部から経営改善を進める独自のスタイルで、3年間で500件もの経営改善を達成しました。

佐川さんの主張する「小さな農家のための経営改善のツボ」は、合理主義を中心に据えたアプローチです。農業は天候や作物の成長など不確定要素が多いため、経営者がコントロールできる部分については、感情や家庭の事情に左右されず、データやリサーチに基づく理性的な判断が必要だと説いています。

次に、改善のステップは小さなものから始めることが推奨されています。成功体験を積み重ね、小さな利益を早く掴むことが重要です。この「小さなチャレンジ」が、農家にとって持続可能な改善を生み出す原動力となるのです。

また、家族経営から従業員参加型の事業へと進化させることです。ファミリービジネスの良さを保ちながら、従業員が自発的に成長し、プロ意識を持つことで、事業全体の効率が劇的に向上します。

計数管理の導入もその一環で、佐川さんはデジタルと手書きを組み合わせた「半アナログ」方式を推奨し、効率的な経営を目指しています。

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