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農業用ビニール(農ビ)のコスパはどれがベスト? 使用シーン別おすすめ資材【農業経営ダイジェスト】

農業用ビニール(農ビ)のコスパはどれがベスト? 使用シーン別おすすめ資材【農業経営ダイジェスト】
出典 : ビニールハウス 農業用ビニール

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農業用ビニール(農ビ)は、ビニールハウスやトンネル栽培で使われる重要な被覆資材です。選ぶビニールの種類によって、作物の生育や品質、さらには収量に影響を与えるため、用途に適した製品を選ぶことが大切です。

農ビには、透明タイプと梨地(ナシジ)加工タイプの2種類があります。透明タイプは光を多く通し、保温性に優れていますが、ビニール同士がくっつきやすい特徴もあります。一方、梨地タイプは光を拡散させてムラを減らし、葉焼け防止に適していますが、保温性はやや劣ります。用途に応じて適切なタイプを選びましょう。

また、農ビは防霧・防塵加工や紫外線カット機能など、さまざまな特性を持つ製品が登場しています。例えば、防霧加工は結露を防ぎ、トンネルや内張りでの使用に向いています。紫外線カットは害虫や病害の抑制に効果的ですが、ナスやトマトなどの作物では、着色不良を引き起こす場合があるため、注意が必要です。

農ビの使用場所も重要です。外張りとして使用する場合は、耐候性が高く物理的に丈夫な製品を選ぶと良いでしょう。特に2~3年の使用を見込むなら、コストと耐用年数のバランスがポイントです。一方、内張りでは保温性と軽量性が重要で、頻繁な開閉がある場合に作業性が高い素材が求められます。

最近は、農ビに代わるポリオレフィン系フィルム(農PO)も普及しつつあります。農POは耐久性や取り扱いやすさで優れており、長期的にはコストパフォーマンスが高まる可能性がありますが、初期投資は農ビよりも高くなります。

最後に、農ビの廃棄処理には注意が必要です。農ビは産業廃棄物に分類され、自治体のルールに従って適切に処理しなければなりません。不法投棄や焼却は禁止されているため、正しい処分方法を確認することが重要です。

詳細を読む▶︎農業用ビニール(農ビ)はどれがいい? 主な種類と、ハウスに合わせた選び方

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