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石川県の安井ファームは、米の需要減少に危機感を抱き、稲作からブロッコリー栽培に転換しました。石川県は年間降雨量が多く、水はけの悪い粘土質土壌が多いため、ブロッコリー栽培には不向きとされていました。しかし、代表の安井善成氏は、適切な土壌改良を行い、ブロッコリー栽培の専門家からの助言を受けながら栽培技術を確立しました。
米と大麦の休耕期間に限定して農地を借りる「期間借地」という契約を提案し、農地を効率的に活用しました。この取り組みにより、ブロッコリーの作付け面積は6年で200倍以上に拡大。農地所有者にとっては賃料収入とブロッコリー栽培後の肥効残留による稲作の肥料効果というメリットがあり、双方に利点のある契約です。
ブロッコリー栽培の経験を積み重ねつつ、安井ファームは「スマート農業」の導入にも注力しています。AIによる収量予測や自動運転農機の活用で、収穫作業の最適化やコスト削減を目指しています。この技術を活用することで、収量アップと品質向上を図り、さらなる成長が期待されています。
詳細を読む▶︎ブロッコリー栽培に適さない石川県で大規模栽培を実現! 規模拡大のキーワードは「期間借地」
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