サツマイモ(甘藷)の黒斑病の防除方法|定植前と貯蔵中の対策がカギ
塊根が商品となるサツマイモ(甘藷)栽培では、土壌病害が発生すると収量減や商品価値の低下が起こりやすいことが問題です。そこで、今回は土壌病害の中でも被害が大きくなりやすい「黒斑病」に焦点を当て、その見分け方や防除方法などを紹介します。
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サツマイモ(甘藷)栽培農家の中には土壌病害に悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。商品である塊根が傷みやすい土壌病害は売上の減少につながることも多いので、安定経営のためには積極的な防除が大切です。
今回は数あるサツマイモ(甘藷)の土壌病害のうち、ほ場での防除が難しいことで知られる黒斑病について紹介します。サツマイモ(甘藷)栽培農家の方は、効果的な防除方法にどのようなものがあるのかチェックしてみてください。
サツマイモ(甘藷)の黒斑病の特徴
サツマイモ(甘藷) 黒斑病 くぼみかけた病斑部
写真提供:HP埼玉の農作物病害虫写真集
黒斑病はサツマイモ(甘藷)以外にも玉ねぎなどのネギ属や梨、菊といった作物でも発生することがあります。その原因は糸状菌(カビ)の一種である
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中原尚樹
4年生大学を卒業後、農業関係の団体職員として11年勤務。主に施設栽培を担当し、果菜類や葉菜類、花き類など、農作物全般に携わった経験を持つ。2016年からは実家の不動産経営を引き継ぐ傍ら、webライターとして活動中。実務経験を活かして不動産に関する記事を中心に執筆。また、ファイナンシャルプランナー(AFP)の資格も所持しており、税金やライフスタイルといったジャンルの記事も得意にしている。