桃の剪定方法と作業時期は? 収量が増える「プロのコツ」を大公開
桃は冬季剪定が一般的ですが、樹勢によっては秋季剪定も可能です。ただし、過度な剪定は枯死を招くなど、注意すべき点があります。本記事では桃の基本の剪定方法と注意点、また防除効果を高める新しい樹形についてまとめています。
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目次
桃は、枝が繁茂しやすく、樹齢によって樹形を変えていくことから、作業効率を上げて高収量を得るためには整枝・剪定が重要です。本記事では、樹齢ごとの剪定の方法と注意点、秋季剪定や防除の効率化につながる樹形についてまとめています。
多収を実現する第一歩! 桃に剪定が必要な理由
taka / PIXTA(ピクスタ)
桃の栽培で整枝・剪定を行う主な目的は、安定生産・品質向上と作業性の向上です。
主枝・亜主枝・側枝・結果枝をバランスよく整え、樹勢をコントロールすることが安定した収量の確保につながり、樹冠の採光と通風をよくしておくことで品質が揃いやすくなります。
また、整枝・剪定しておくことで、剪定作業以降の摘蕾・摘花・受粉と続く栽培管理と収穫作業がやりやすくなります。
桃の剪定のあとにはすぐに摘蕾が始まり、その後、摘花、人工授粉、袋掛け、収獲と作業が続く
東北の山親父 / PIXTA(ピクスタ)・あこたま / PIXTA(ピクスタ)・ papilio / PIXTA(ピクスタ)
剪定作業だけ
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大森雄貴
三重県伊賀市生まれ。京都を拠点に企業・団体の組織運営支援に携わった後、2020年に家業の米農家を継ぐためにUターン。現在は米農家とライターの二足の草鞋を履きつつ、人と自然が共に豊かになる未来を願いながら、耕作放棄地の再生、農家体験プログラムの実施、暮らしを大切にする経営支援などに取り組んでいる。