6次産業化で販路拡大!農家が知るべき事業戦略とリスク
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農業の6次産業化は、付加価値を生む一方でリスク管理が重要です。本記事では、生産者が加工や販売まで行うメリットや成功のポイントを詳しく解説。収益性アップを目指す農業経営者に役立つ内容です。
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農家の周辺にある事業とは?
本記事では、作物の売り方について考えていきます。まずは、一旦視野を広げて農業の周辺事業について考えてみます。
農業のバリューチェイン|川上と川下
出典:minorasu編集部作成
多くの農家にとって事業の中核は、「作物を生産すること」だと思います。では、周辺にある事業とは何でしょうか?大きくは、川上と川下に分かれます。
川上は、農家が作物するための前工程にかかわる事業です。例えば、種苗事業や資材、農機製造・販売などの領域です。
一方、川下は、作物を作った後の工程に関わる事業です。例えば、作物の加工、物流配送、小売販売等が挙げられます。
生産の周辺にある「顧客がお金を払ってでも必要としていること」は事業になり得る
つまり、第3回に挙げたような「誰に売るか?」を工夫するだけでなく、商品の付加価値を変えることによって、「どのように売るか
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芳賀正輝
株式会社コーポレイトディレクション マネージングコンサルタント。 東京工業大学工学部卒。同大学大学院社会理工学研究科修士課程修了。工学修士(経営工学)。外資系化学メーカーBASFコーティングス株式会社、株式会社星野リゾートを経て、現在に至る。