畑(ほ場)の土作り・土壌改良における石灰の使い方とは?種類や注意点なども紹介

土壌のpHを整える「石灰」は、畑(ほ場)の土づくりや土壌改良で活躍します。しかし、使い方を誤ると逆効果になる場合もあります。そこで、ここでは石灰を使う目的や、使い方、石灰の種類や注意点などを詳しく解説します。畑(ほ場)の土作りをこれから行いたい、土壌改良をしたいと考えている方はぜひ参考にしてください。
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畑(ほ場)の土作りや土壌改良などを行う際に使用される「石灰」は、栽培に欠かせない肥料の1つです。しかし、むやみに使うと土壌環境を悪化させる原因の1つになります。そこで、今回は石灰を使う際の注意点や、石灰の役割、種類などを分かりやすく解説していきます。
畑(ほ場)の土作り・土壌改良に石灰を使う目的
サンゴや貝殻などが推積・石化してできる石灰岩を焼いたり、水を加えたりと加工することでさまざまな石灰が生産されます。石灰は農業における土作り・土壌改良に欠かせない存在ですが、役割は多岐にわたります。まずは石灰を散布する目的を詳しく確認していきます。
栄養素の補給
石灰に含まれるカルシウムは、野菜をはじめ作物の生育に欠かせない栄養素で、不足すると生育が悪くなります。例
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杉山麻佑
高校卒業後、農業系の短大に進学。果樹について学び、短大卒業後は苗や種を扱う企業に就職。 現在は、お茶農家でもあるパートナーの仕事を手伝いつつ、フリーランスのWebライターとして活動中。また、自身もハーブ畑を管理するなど、精力的に農業に携わっている。