「はっぱビジネス」とは? 注目事例のその後と、見えてきた課題
既存のビジネスモデルにとらわれない発想が、はっぱビジネスという成功事例を生み出しました。どのようにして葉っぱが商品になったのか、さらに、はっぱビジネスが成長産業になった背景と、現在の状況や課題について紹介します。
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「つまもの」の生産販売を地域の一大産業にまで成長させたはっぱビジネスは、常識の盲点をついた農業界の成功事例です。この記事では、農業経営の参考にもなるこのビジネスを紹介しながら、その後に見えてきた課題についても解説します。
葉っぱを売って年収1,000万!? 地域活性も担う「はっぱビジネス」とは
Rhetorica / PIXTA(ピクスタ)
「葉っぱ」とは、主に日本料理で彩りとして使われる「つまもの」のことです。
日本料理のわき役として、つまものは欠かせない存在ですが、これまで組織的につまものを扱うしくみはなく、板前さんが独自のルートで入手するのが主流でした。
そこに目をつけ「料亭などの顧客が望むつまものを、顧客が望むタイミングで、顧客が必要な量だけを提供する」組織体制を作り上げたのが「はっぱビジネス」です。
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大澤秀城
福島県で農産物直売所を立ち上げ、店長として徹底的に品質にこだわった店づくりを行い、多くの優れた農家との交流を通じて、農業の奥深さを学ぶ。 人気店へと成長を遂げ始めたさなかに東日本大震災によって被災。泣く泣く直売所をあきらめ、故郷の茨城県で白菜農家に弟子入りし、畑仕事の厳しさを身をもって体験する。 現在は農業に関する知識と体験を活かしながら、ライターと塾講師という2足のわらじで日々歩みを進めている。