菌核病とは?有効な農薬や防除方法、特に注意が必要な作物を解説

菌核病はキャベツやレタスなどの葉菜類、きゅうりなどの果菜類、豆類、稲類、果樹、花きなどさまざまな作物に深刻な被害をもたらす病害です。その症状や原因、効果的な防除方法について解説します。さらに近年開発された「ヘソディム」という土壌病害管理システムも紹介します。
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葉菜類や果菜類などさまざまな野菜、果樹、花きを栽培する農家を悩ませる菌核病は、感染が広がると防除が難しくなります。
予防を適切に行うとともに、症状を知り早期発見・早期対処することが大切です。この記事では、最新の予防システムにも触れ、菌核病の症状や防除方法について解説します。
キャベツやきゅうりなど、多くの作物が罹病する「菌核病」とは

tamayura/ PIXTA(ピクスタ)
菌核病は、糸状菌(カビ)の一種である菌類が寄生することによる植物の病害です。菌核とは菌類が寄生した植物の組織内や土壌中に、菌糸が密集してできる塊のことです。
菌核病は多犯性で、大豆などの豆類、葉菜類、果菜類、果樹、イネ科の植物などさまざまな植物に被害をもたらします。その特徴や症状、特に注意が必要な作物について解説します。
菌核病が発生する原因
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大曾根三緒
ビジネス、ペット、美術関連など多分野の雑誌で編集者として携わる。 全国の農業協同組合の月刊誌で企画から取材執筆、校正まで携わり、農業経営にかかわるあらゆる記事を扱かった経験から、農業分野に詳しい。2019年からWebライターとして活動。経済、農業、教育分野からDIY、子育て情報など、さまざまなジャンルの記事を毎月10本以上執筆中。編集者として対象読者の異なるジャンルの記事を扱った経験を活かし、硬軟取り混ぜさまざまなタイプの記事を書き分けるのが得意。