【キャベツの病気(病害)一覧】被害の特徴と、生育時期別の効果的な防除方法

キャベツは需要が高く、大規模栽培する農家も増えています。広いほ場では病気(病害)の被害も広がりやすいため、より慎重な予防と早期の対応が重要です。病気(病害)についての基礎知識を蓄え、異変に気づいたら早期に対応できるよう、普段から備えておきましょう。
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キャベツの病害は収量低下を招く恐れや、品質を大きく損なう危険もあり、予防と早期発見・防除が不可欠です。この記事では、春から秋にかけて複数回作付けが行われるキャベツについて、かかりやすい代表的な病害を取り上げ、特徴や防除方法を詳しく説明します。
収量・品質に影響大! キャベツ栽培で注意すべき主な病気(病害)

keiphoto/PIXTA(ピクスタ)
キャベツ栽培では、栽培行程の段階ごとに注意すべき病害があります。まず、播種から定植までの育苗中には「苗立枯病」や「黒すす病」「黒腐病」「べと病」などの発生が懸念されます。そして、定植後に結球して収穫するまでの間では、「軟腐病」や「菌核病」などの病害に注意が必要です。
ここでは、キャベツ栽培で特に重要な病害である上述6つの病害について、それぞれの具体的な症状
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大曾根三緒
ビジネス、ペット、美術関連など多分野の雑誌で編集者として携わる。 全国の農業協同組合の月刊誌で企画から取材執筆、校正まで携わり、農業経営にかかわるあらゆる記事を扱かった経験から、農業分野に詳しい。2019年からWebライターとして活動。経済、農業、教育分野からDIY、子育て情報など、さまざまなジャンルの記事を毎月10本以上執筆中。編集者として対象読者の異なるジャンルの記事を扱った経験を活かし、硬軟取り混ぜさまざまなタイプの記事を書き分けるのが得意。