玉ねぎの病害虫対策! 農薬は生育時期にあわせた使用が鉄則
玉ねぎで注意したい萎縮病、腐敗病、べと病、苗立枯病、灰色かび病などの病害やアブラムシ類、ヨトウムシ類、アザミウマ類、タマネギバエなどの害虫について、被害の特徴を解説します。あわせて病害虫に対する効果的な防除方法やおすすめの農薬5選も紹介します。
- 公開日:
記事をお気に入り登録する
玉ねぎは丈夫で栽培しやすい作物ですが、病害や害虫も多く、ネギ類特有の病害虫もあります。栽培にあたっては注意すべき病害虫の特徴を知り、予防と早期発見に努めることが大事です。
この記事では玉ねぎで要注意の病害虫と効果的な農薬について詳しく解説します。
玉ねぎに発生する主な病害と害虫
sglide / PIXTA(ピクスタ)
この項では、玉ねぎの生育を阻害し肥大を妨げ、商品価値を下げる代表的な病害と害虫について、それぞれの原因、発生時期、主な症状を解説します。
玉ねぎに発生する病害
苗立枯病
病原菌は糸状菌(かび)の一種で、被害作物植物の残さに菌核を作って病原になるほか、土壌中の有機物を利用して残さが含まれる土壌中で増殖繁殖し、幼苗の根から侵入します。
低温・多湿の環境で多発し、生育初期(発芽後1~2葉
記事をお気に入り登録する
minorasuをご覧いただきありがとうございます。
簡単なアンケートにご協力ください。(全1問)
あなたの農業に対しての関わり方を教えてください。
ご回答ありがとうございました。
お客様のご回答をminorasuのサービス向上のためにご利用させていただきます。
大曾根三緒
ビジネス、ペット、美術関連など多分野の雑誌で編集者として携わる。 全国の農業協同組合の月刊誌で企画から取材執筆、校正まで携わり、農業経営にかかわるあらゆる記事を扱かった経験から、農業分野に詳しい。2019年からWebライターとして活動。経済、農業、教育分野からDIY、子育て情報など、さまざまなジャンルの記事を毎月10本以上執筆中。編集者として対象読者の異なるジャンルの記事を扱った経験を活かし、硬軟取り混ぜさまざまなタイプの記事を書き分けるのが得意。