アーバスキュラー菌根菌(AM菌・VA菌根菌)とは? 減肥にも繋がる農業資材の最新情報
多くの植物は菌根菌というカビの仲間と共生し、根から水や養分をより効率的に吸収していることが、最近の研究で明らかになりました。中でもアーバスキュラー菌根菌(AM菌・VA菌根菌)は多くの農産物の生育に影響するため、その活用が期待されています。
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作物の生育を促進する効果を持つアーバスキュラー菌根菌(AM菌・VA菌根菌)を資材として活用するための研究が進められています。現在は価格が高くなかなか普及しませんが、培養に成功すれば手頃な価格での販売が可能となり、減肥に繋がるかもしれません。
アーバスキュラー菌根菌(AM菌・VA菌根菌)とは?
Mycorrhizal fungi 菌根菌
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アーバスキュラー菌根菌は、太古の昔、植物が海から陸へ上がり地面に根を張るように進化した頃から存在し、植物に感染することで相利共生の関係を維持していると考えられています。
もともと土壌に存在するアーバスキュラー菌根菌を効果的に活用して収量を上げるために、まずはその生態を詳しく解説します。
植物の根と一体になり、養分吸収を助けるカビの仲間
菌根菌はカビの仲間で、植物の根に感染して「菌根」を形成し、共生することで
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大曾根三緒
ビジネス、ペット、美術関連など多分野の雑誌で編集者として携わる。 全国の農業協同組合の月刊誌で企画から取材執筆、校正まで携わり、農業経営にかかわるあらゆる記事を扱かった経験から、農業分野に詳しい。2019年からWebライターとして活動。経済、農業、教育分野からDIY、子育て情報など、さまざまなジャンルの記事を毎月10本以上執筆中。編集者として対象読者の異なるジャンルの記事を扱った経験を活かし、硬軟取り混ぜさまざまなタイプの記事を書き分けるのが得意。