ほうれん草の白斑病に要注意!特徴や防除法を解説

近年、ほうれん草の「ホウレンソウ白斑病」という新しい病害が発生しているのをご存じでしょうか。ほうれん草は品種が豊富で、低温期から高温期まで幅広いシーズンにわたって栽培できることから全国各地で栽培されています。今回はほうれん草を栽培している農家の方に向けて、ホウレンソウ白斑病の特徴や防除法を紹介します。
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ほうれん草は高温期なら播種から30日程度で収穫でき、周年栽培が可能な作物です。
また、低温に強い品種もあり、日本全国の幅広い地域で栽培されていますが、品質や収量に重大な影響を及ぼす白斑病という病害が広がりつつあることをご存じでしょうか。
この記事では、ホウレンソウ白斑病の特徴や防除方法を解説します。
ほうれん草の白斑病とは?
白斑病は一度発生すると防除が難しい病害なので、まずは、特徴や見分け方を解説します。
ほうれん草の白斑病は一部地域で深刻な被害をもたらしている
ホウレンソウ白斑病は日本国内では2000年に群馬県で初めて確認された比較的新しい病害です。
罹病すると、ほうれん草の葉に黄白色の斑点が生じ、病害の進行とともに斑点の数が増大・融合し商品価値を失います。
※ホウレンソウ白斑病の典
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中原尚樹
4年生大学を卒業後、農業関係の団体職員として11年勤務。主に施設栽培を担当し、果菜類や葉菜類、花き類など、農作物全般に携わった経験を持つ。2016年からは実家の不動産経営を引き継ぐ傍ら、webライターとして活動中。実務経験を活かして不動産に関する記事を中心に執筆。また、ファイナンシャルプランナー(AFP)の資格も所持しており、税金やライフスタイルといったジャンルの記事も得意にしている。