【ブドウの栽培管理】年間スケジュールと省力化を叶える最新技術

ブドウ栽培は、適切な園地と初期の果樹の仕立てが重要です。本記事では、ブドウで高収益をめざすための園地の準備や栽培の年間スケジュール、各作業のポイントを解説し、特に人気の高いシャインマスカットを中心にブドウ栽培の最新技術を紹介します。
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目次
ブドウ栽培の年間スケジュール

シャインマスカットの栽培
チリーズ / PIXTA(ピクスタ)
ブドウは品種改良が盛んで、毎年のように新品種が登場しています。特に近年は、シャインマスカットを代表とした種なし(無核)の大粒種の需要が高まっており、販売価格も上昇しています。
そこで本記事では、無核・大粒種ブドウの代表品種である「シャインマスカット」を対象として、栽培暦の流れを解説します。
品種や園地の環境・気候によって作業や防除の適期は前後しますので、下図の栽培暦を参考に、地域の情報を必ず確認して最適な栽培暦を作成してください。

大粒種のブドウ栽培における重要な作業を大まかにまとめると、1年間の流れは基本的に次のようになります。
ブドウは収穫期が終わると、11月〜3月頃まで休眠期に入ります。この期間に「剪定」と「越冬病害虫防除」を行います。
休眠期の病害虫防除は耕種的防除が中心です。農薬散布による病害虫防除と併せて、後述する冬期の防除対策を徹底してください。

休眠期のブドウ樹
AlexPuludi / PIXTA(ピクスタ)
新しい苗を定植する場合は、「土作り」も重要です。土壌改良や排水対策などを含む園地の準備が、長い年月にわたって作業労力や作物の品質・収量に影響するので、休眠期を利用して事前に準備しておきます。
5月上旬、芽吹きが始まったら「芽かき」を行い、その後、新梢が伸びてきたら「新梢誘引」をします。
誘引をしたあとは、新梢の生長や開花の状況に合わせて、房の数や形を整える「摘房」と「花穂の整形」、枝の位置や樹形を整える「摘心」を行います。
また、種なしブドウを栽培する場合は、6月上旬から中旬に無核化促進のための「ジベレリン処理」や「ストレプトマイシン処理」が必要です。
その後、果実が肥大するに従って適宜「摘粒」や「袋かけ」をし、早くて8月中下旬頃から品種ごとに「収穫」を迎えます。
出典:
農林水産省所収「ブドウ『シャインマスカット』 栽培の手引き」
ブドウの栽培管理1. 苗木の植え付け

nero / PIXTA(ピクスタ)
ブドウは永年作物であり、状態の悪い苗木を植え付けると、その後の管理に労力がかかり続ける恐れがあります。そのため、苗木の選定を慎重に行うことが重要です。
優良な苗木は品切れになることもあるので、植え付け予定の前年から苗木選びを始め、あらかじめ注文しておくのがおすすめです。
苗木を定植する園地の環境も、その後の管理や収量・品質に大きく影響するため、適切な園地選びが重要です。一般的には日当たりがよく、風当たりの強くない場所を選びます。
水はけがよくない園地では、生育が悪くなる恐れがあるので、定植前に暗渠または明渠の設置、畝立てをするなどの排水対策が必須です。
土作りと施肥設計
ブドウ栽培は石灰飽和度の高い土壌が適していることから、園地によっては客土を行うことで土壌環境を整えます。
定植場所は、定植予定の1ヵ月以上前に直径0.8~1.5m、深さ30cm程度の穴を掘り、堀った土に苦土石灰や堆肥、熔成リン肥を混ぜて土壌改良しておきましょう。
また、苗木は萌芽が始まると多くの養分や水分を必要とするため、発芽前までに基肥の施用や適度な灌水をしておくことが重要です。
施肥は年間窒素成分で10a当たり12kgを目安に、収穫期まで葉色を落とさないように生育状態を踏まえて施肥量を調整します。
成分(kg) | 基肥 | 追肥 | 礼肥 | 合計 |
---|---|---|---|---|
窒素 | 6 | 4 | 2 | 12 |
りん酸 | 12 | 12 | ||
加里 | 5 | 5 | 10 |
出典:農林水産省所収「ブドウ『シャインマスカット』栽培の手引き」よりminorasu編集部作成
なお、雨よけ栽培を行う場合は、この時期にビニル被覆も済ませておきましょう。
▼ブドウ栽培における施肥管理や土作りについて、詳しくはこちらの記事も参照してください。
苗木の定植と初期管理
苗木の定植に適した時期は、ブドウの樹の休眠期である11月~3月とされています。ただし、厳冬期の定植は難しいことから、実際には、秋植え(10月~11月)または春植え(3月~4月上旬)のどちらかを行うのが一般的です。
購入した苗木は1晩ほど水に漬け、十分に給水させたあと、定植まで仮植えをしておきます。
定植時期になったら、土壌改良しておいた定植地に、苗木の接ぎ木部を地上から15cm以上出した状態で埋めます。埋める際には定植地の土壌を用い、十分な灌水を行いましょう。
春植えの場合は、芽が出て新梢が伸びているので、定植後、苗木の太さに応じて30~50cmを目安に枝先を切り返し、誘引ヒモなどで支柱に固定します。
萌芽期から展葉期にかけては養分と水分を多く必要とするので、土壌が乾燥しないように適度な灌水が必要です。 土壌の乾燥が続く場合は、苗木の周りに敷きワラをしましょう。
また、苗木は貯蔵できる養分が少ないため、芽かきを行い生長を促進します。発芽後は生育良好な2芽を残し、そのほかの芽をかき取ることが初期管理のポイントです。
ブドウの栽培管理2. 整枝・剪定

POPO / PIXTA(ピクスタ)
ブドウの整枝には、主に一文字仕立てやH型仕立て、WH仕立てといった方法があります。その中でも、初めてのブドウ栽培で推奨されているのが、短梢H型整枝です。
短梢H型整枝には「作業性に優れる」「技術の習得が容易である」というメリットがあり、多くの栽培現場で取り入れられています。
定植1年目
具体的な仕立て方は、まず定植後に棚面から10cm以上に伸びた新梢の1本を、棚面の下から約25cmのところで摘心します。
その際、新梢が傷付かないようにするためと、作業性を向上させるために、棚面よりも主枝誘引線が約20cm低くなるようにしておくのがポイントです。
その後は副梢を2方向に分け、主枝誘引線よりも約20cm長くなったら主枝誘引線の手前約5cmで摘心し、そこから伸長した枝を、真上から見たときにアルファベットのH型を形作るように誘引します。
定植2年目
2年目になり、主枝の先端からまっすぐに伸ばして主枝延長枝とした新梢が3mほどに達したら、それも摘心しましょう。それ以外の新梢は、棚面に誘引したあと、向かい合う主枝の中間付近まで新梢が伸びたら交差しないように摘心します。
その後に出てくる副梢は、1枚の葉だけを残して摘心してかまいません。副梢に花穂が着いた場合は、花穂をすべて摘除しましょう。
太さ12mmを超える主枝延長枝は、冬期剪定の際に15芽まで切り戻し、そのほかの結果母枝については2芽ほど残して犠牲芽剪定をします。
定植3年目
3年目では、主枝延長枝の基部から3分の2まである芽に、発芽前に芽傷処理をします。新梢の処理や冬期剪定については2年目と同様ですが、短梢剪定後に結果母枝から生じた枝2本はそのまま誘引して、新梢10本当たり3房ほどを目安に着果させましょう。
定植4年目~5年目以降
4年目は、主枝延長枝の管理などは基本的に3年目と同様です。
ただし、短梢剪定後に結果母枝から生じた枝については、生育状況を見ながら芽座当たり1~2本に減らします。主枝1mにつき新梢を片側5本、計10本ほどを誘引し、そこに7房程度を着果させます。
5年目以降は、主枝1m当たり着房数の目安を9房とします。
▼ブドウの剪定については、こちらの記事もご覧ください。
ブドウの栽培管理3. 新梢管理・果房管理

テラス / PIXTA(ピクスタ)
新梢管理と果房管理は、ブドウ栽培において収量と品質を大きく左右する作業です。特に芽かきや摘心には熟練の技術が必要ですが、作業のコツをつかめば、初心者でも品質・収量の向上をめざせます。
芽かき・誘引・摘心
新梢管理の基本は、「芽かき」「誘引」「摘心」の3つです。芽かきは、新梢の中から優良な枝を選び、生育をそろえるための作業です。
展葉5枚頃までに、新梢の生育をそろえるため、強く伸びた芽や弱い芽をかきます。後々、弱い芽は空枝として利用できるように、1割程度残しておくとよいでしょう。
芽かき作業が早すぎたり、一度に芽を取りすぎたりすると、優良な芽を選べず収量や品質に影響するので、新梢の生長に合わせて2~3回に分けて行います。
摘房・花穂の整形
「摘房」や「花穂整形」は、生育させる房を選定して果実を肥大させ、見た目の美しさや品質安定などのために行われる作業です。
摘房の具体的なやり方やタイミングは品種などによって異なりますが、基本は葉数が10枚以下の弱い新梢や、30cm以下の新梢はすべての房を取って空枝とし、30cm以上の新梢では勢力に応じて1~2花穂を残します。

yellow cab / PIXTA(ピクスタ)
1回目の摘房では、目標とする着房数よりも10〜20%ほど余分に残し、生長に合わせて花穂整形を行いながら、無核化処理が終わる6月中旬頃までに目標着房数になるよう調整します。
花穂の整形は、開花始期に花穂の先端から4cm程度残し、そのほかの支梗を取り除く作業です。その際に、上部の支梗2つは後述するジベレリン処理の目印として残しておきます。
作業時期が早すぎると花穂の湾曲や間延び、反対に遅すぎると花振るいしやすくなるので、開花始期を見逃さずに行うことが大切です。
果房管理
食べやすいことから種なしブドウの人気が高まっています。ブドウを無核化する場合はジベレリン処理が必要です。
1回目は先端まで満開になったときに、ジベレリンに花穂を浸漬します。その際には、果粒の肥大促進と着粒の安定のため、ホルクロルフェニュロン(フルメット液剤)を加用するとよいでしょう。
また、作業を行う時間は、薬液の浸透時間をできるだけ長く確保する観点から、早朝や夕方に行うのがポイントです。その後、満開後10~15日ほどの頃に2回目のジベレリン処理を行ってください。
2回目のジベレリン処理後は、目印に残しておいた上部の支梗2つを切除したうえで摘粒や摘房を行い、最終的な目標数に房数を整えます。

suno / PIXTA(ピクスタ)
基本的には1つの新梢に形のよい果房1房とし、摘粒は主に奇形果やさび果実を間引きながら、目標とする果粒重や果房重になるよう調整します。
なお、シャインマスカットやピオーネなどの大粒品種は、従来のジベレリン処理だけで無核化することが難しいため、ストレプトマイシン処理をする場合があります。
※ここで紹介する農薬は、2024年12月16日現在、「ブドウ」の植物成長調整剤で登録されているものです。実際の使用に当たっては、使用時点での作物に対する農薬登録情報を確認し、ラベルをよく読み、使用方法や使用量を守ってください。
ブドウの栽培管理4. 収穫

1207Blue / PIXTA(ピクスタ)
摘粒や摘房が終わり、袋かけや傘かけを行ったら、収穫を待ちます。
ブドウの収穫開始時期の目安は、糖度と果皮色です。品種によって基準は異なりますが、糖度は一般的に18度以上がよいとされ、地域によっては品種別に専用のカラーチャートが用意されています。それらを参考に収穫時期を確認してください。
収穫に適した時間は気温の低い早朝で、収穫時は果粉(ブルーム)を落とさないよう果粒に触れず、穂軸を持つことがポイントです。
シャインマスカットは樹上で日持ちしやすい品種ですが、熟すと徐々に黄色くなり、果皮の「かすり症」が発生する恐れが高まるので、収穫時期を見逃さないようにしましょう。
かすり症の発生を避けるには、果皮の黄化を抑える緑色袋を使用することや、果皮の色が黄色く変わる頃に収穫を終えることが効果的です。
ブドウの栽培管理5. 病害虫防除

ブドウ チャノキイロアザミウマ 果実及び果軸の食害
写真提供:HP埼玉の農作物病害虫写真集
ブドウに被害をもたらす害虫として知られているのは、チャノキイロアザミウマ、カメムシ、カイガラムシです。これらの害虫が多発すると、果実の食害によって収量減につながる恐れがあります。
また、ブドウトラカミキリやブドウスカシバといった害虫も結果母枝を食害し、最悪のケースでは翌年に枯死することがあるので注意しましょう。
ブドウがかかりやすい病害には、べと病や黒とう病、晩腐病、灰色かび病、うどんこ病などが挙げられます。特にべと病は葉や新梢、果実に発生する、ブドウに大きな被害をもたらすことの多い重大な病害です。
雨水などを介して病原菌が広がることから、梅雨時期に当たる6月下旬頃から発生が多く見られます。生石灰や硫酸銅を使用した農薬による防除を行うのが基本ですが、雨よけ栽培でも被害軽減に効果があります。

ブドウ べと病 (上)葉表の病斑 (下)葉裏の白いカビ
写真提供:HP埼玉の農作物病害虫写真集
前年に黒とう病や晩腐病など、糸状菌による病害が発生した場合は、病原菌の菌糸を残さないよう冬の間に罹患枝や落ち葉、剪定枝、果梗、巻きひげなどを取り除き、園地外に持ち出して処分します。
また、ハダニなどの害虫がひそみ越冬しないように粗皮を削ると、害虫の被害軽減に効果的です。
永年作物であるブドウは、一度病害虫が発生すると防除が難しいため、これらの耕種的防除と農薬による防除を組み合わせて効果的な対策を行ってください。
ブドウ栽培の管理作業を省力化! 知っておきたい最新技術
ブドウ栽培では人手による作業も多く、管理作業の負担が課題となっていますが、その一方で、作業をできる限り省力化・効率化するための技術開発も進んでいます。
シャインマスカットの省力栽培技術
近年、特に需要が高まっているシャインマスカットの栽培においては、栽培管理作業に取り入れることで年間約25%も作業を軽減できる省力栽培方法が開発されています。
1. 副穂・支梗への切り替え
展葉5~9枚の頃に、異常が見られる花穂を副穂・支梗へ切り替えることで、花穂整形や摘粒の作業が省力化できます。
切り替えは展葉5~9枚の間であればいつ行ってもかまいませんが、副穂の長さは展葉5枚期なら20mm以上、展葉7枚期なら35mm以上、展葉9枚期で40mm以上がそれぞれ必要です。
2. 花穂整形器の利用
花穂整形は、適期が開花期のわずかな期間であるうえ、摘心やジベレリン処理などと時期が重なることから、作業負担が大きくなりがちです。また、腕を上げた状態での作業は、肩や腕などへの身体的負担も問題視されています。そうした問題点を解決できる技術が、花穂整形器です。
花穂整形器は手のひらサイズのハサミ状の器具で、連結版で穂軸を固定しながら切り羽を下方向に動かすだけで、支梗を簡単に取り除けます。これにより年間の作業時間を25%程度も短縮できるとされています。

甲州市勝沼のシャインマスカット畑
MediaFOTO / PIXTA(ピクスタ)
3. 「1新梢2房」の着果量確保
慣行方法では一般的に、1新梢に1房の実を残します。この場合、ジベレリン処理後に花振るいや花穂の湾曲が発生するため、すべての花穂を処理する必要があります。
省力化の管理方法では、1本の新梢に2房をつけることで着果量を確保し、開花した花穂から順にジベレリン処理します。早く咲いた花穂からジベレリン処理しつつ、1平方m当たり5花穂の処理で打ち切ります。
慣行方法では10a当たり7,000花穂を処理するところ、省力方法では5,000花穂に減り、処理時間も21.4時間に対し13.6時間と大幅な省力化が可能です。
4. 新梢管理の省略
展葉が10枚程度のときに、開花始期までに1000倍に希釈したフラスター液剤を散布すると、新梢・副梢の伸長が2週間ほど抑制されます。そのため、果実軟化期以降の副梢・新梢管理作業を省力化できます。
また、フラスター液剤の散布には果房の横張りを軽減し、房の形をよくする効果もあります。ただし、樹勢が弱い場合は抑制されすぎてしまうことがあるので、樹勢に応じた濃度(1000〜2000倍程度)に希釈するか、散布を見合わせてください。
※ここで紹介する農薬は、2024年12月16日現在、「ブドウ」の植物成長調整剤で登録されているものです。実際の使用に当たっては、使用時点での作物に対する農薬登録情報を確認し、ラベルをよく読み、使用方法や使用量を守ってください。
出典:農研機構・群馬農業技術センター「刊行物」所収「シャインマスカット(短梢せん定)省力栽培マニュアル」
有色果実袋を使った収穫期延長技術
ブドウの摘粒作業が完了したら、病害虫の防除や農薬の付着防止を目的として袋かけを行います。従来は白色の袋が使われるものの、シャインマスカットでは有色袋を使用するほうが、果皮の黄化防止やかすり症の被害対策になることが判明しています。
実際の栽培園地では緑色や青色の袋がよく使われており、青色、緑色、白色の順で遮光率が高く晩熟傾向が強まります。適期に有色果実袋をかけることで最大4週間程度の収穫期間延長が期待でき、収穫期を延長できることがメリットです。
ただし、緑色は遮光率が低いため、袋かけが遅れると成熟遅延や黄化防止の効果が弱まります。また、青色は遮光率が高いため、袋かけが早すぎると糖度不足になりがちです。これらの点に留意しながら、適期を見極めて使用する袋の色を選びましょう。
出典:農研機構・群馬農業技術センター「刊行物」所収「ブドウ『シャインマスカット』収穫期延長と長期貯蔵技術」
鮮度を維持する長期貯蔵技術
シャインマスカットは収穫後、保存期間が長くなるにつれて穂軸の褐変と果粒の萎凋が起こり、徐々に商品価値が失われます。貯蔵後も長期間品質を高く保つために考案されたのが、穂軸にプラスチック容器を装着し、水分補給を行う方法です。
具体的には、まず保存期間に応じて水道水を満たした専用容器を穂軸の先端2.5cmに装着します。その後、底面に緩衝材を敷いた収穫用コンテナにブドウを並べ、乾燥防止のための新聞紙をかぶせて保存するだけです。
保存中は温度0.5~2.0℃、湿度90~95%に保てば、途中で水を補給しなくても2~4ヵ月程度の鮮度保持が可能です。
出典:農研機構・群馬農業技術センター「刊行物」所収「ブドウ『シャインマスカット』収穫期延長と長期貯蔵技術」
シャインマスカットをはじめとして、大粒種のブドウは近年需要が高まり、価格も上昇しています。栽培管理には多くの労力がかかりますが、適期・適切に作業し新たな省力化技術を活用することで、作業負担を軽減しながら高収益をめざしましょう。
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中原尚樹
4年生大学を卒業後、農業関係の団体職員として11年勤務。主に施設栽培を担当し、果菜類や葉菜類、花き類など、農作物全般に携わった経験を持つ。2016年からは実家の不動産経営を引き継ぐ傍ら、webライターとして活動中。実務経験を活かして不動産に関する記事を中心に執筆。また、ファイナンシャルプランナー(AFP)の資格も所持しており、税金やライフスタイルといったジャンルの記事も得意にしている。