青果市場のしくみをおさらい! 役割や販路にするメリットを知ろう

多くの農家にとって、青果市場は農産物の安定した出荷先として重要な存在となっています。しかし、出荷した農産物がどのように流通し、価格が決まっていくのかは意外と知られていません。そこで本記事では、農産物流通への理解を深めるために、青果市場について多角的に解説します。
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青果市場とは

jampan/PIXTA(ピクスタ)
卸売市場とは、全国の農家や商社などから集められた生鮮食品などを消費者に提供する流通経路の基幹的な拠点です。取引内容によって青果、水産、食肉、花きなどに分けられ、それぞれ異なる組織を持ちます。
そのうちの青果市場では、各地の農家やJA、商社などから出荷された多種多様な野菜や果実を扱っており、スーパーや八百屋などの小売業者や加工業者、外食業者などに販売しています。
青果市場という拠点があることで、さまざまな産地、品種、階級(サイズ)、等級(品質)の農産物を1ヵ所にそろえられます。そして、さまざまな需要を持つ小売業者や外食業者などの実需者が集まるため、迅速・効率的で公正な取引が可能になり
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大曾根三緒
ビジネス、ペット、美術関連など多分野の雑誌で編集者として携わる。 全国の農業協同組合の月刊誌で企画から取材執筆、校正まで携わり、農業経営にかかわるあらゆる記事を扱かった経験から、農業分野に詳しい。2019年からWebライターとして活動。経済、農業、教育分野からDIY、子育て情報など、さまざまなジャンルの記事を毎月10本以上執筆中。編集者として対象読者の異なるジャンルの記事を扱った経験を活かし、硬軟取り混ぜさまざまなタイプの記事を書き分けるのが得意。