みかんのカメムシ対策!果樹カメムシ類の生態と農薬防除のポイント
出典 : ヨコケン / PIXTA(ピクスタ)
みかんにカメムシが飛来すると、果実や新梢などの吸汁に伴い落果や不稔といった被害が生じます。果樹カメムシ類の防除では、早期発見と発生初期の農薬散布の実践が重要です。この記事では、みかんなどの果樹に発生するカメムシの生態・被害の実態や果樹カメムシの防除に使える農薬について解説します。
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果樹カメムシ類はみかん、ブドウ、桃、梅などの果樹・果実に吸汁して加害します。気温が高くなると果樹カメムシ類の活動は活発化し、柑橘類では5月頃から被害が出始まるため注意が必要です。
果樹カメムシは、ほ場外から連続的・断続的に侵入してくるため、ほ場内を十分に観察したうえで防除のタイミングを見極めることが大切です。
みかん農家の天敵、“果樹カメムシ類”の被害と生態
果実への吸汁によって収量・品質の低下を余儀なくされるため、果樹カメムシ類はみかん農家の天敵といわれています。ここでは果樹カメムシ類の種類・生態や、みかん果実被害の実態について解説します。
カメムシによるみかん果実被害の特徴
ユスのクサギカメムシ加害果実 吸汁された箇所がくぼんでいる
写真提供:HP埼玉の農作物病害虫写真集
果樹カメムシ類の柑橘類への加害時期は、概ね、5月の開花期から10月下旬頃までです。最高気温が2
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舟根大
医療・福祉業界を中心に「人を大切にする人事・労務サポート」を幅広く提供する社会保険労務士。起業・経営・6次産業化をはじめ、執筆分野は多岐にわたる。座右の銘は「道なき道を切り拓く」。