農業用不織布の使い方。価格帯から用途別の活用法まで解説

農業用不織布は、防虫・防鳥、防寒、防風など多彩な効果を持つ資材で、作物の生育を促進します。べたがけやトンネル栽培、ハウス内の使用に応じて、性能や価格に応じた選び方が重要です。ここでは、具体的な活用法を解説します。
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被覆資材にはいくつかの種類があり、農業用不織布のほかに寒冷紗がよく知られています。この記事では農業用不織布に焦点を当てて、特徴や価格の目安、効果的な使い方、寒冷紗との違いについて詳しく解説します。

G-item / PIXTA(ピクスタ)
農業用不織布とは?
不織布といえば、新型コロナウイルスの流行により、感染の予防効果が高いマスクの素材として一般に認知されました。このような不織布ですが、農業においても機能性の高い被覆資材の素材として、以前から活用されています。
そもそも不織布とは、さまざまな繊維を合成樹脂などの接着剤を使って接合し、布状にしたものの総称です。一般的な布は長い繊維を織って作りますが、織らずに作る布なので「不織布」と呼ばれています。
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大曾根三緒
ビジネス、ペット、美術関連など多分野の雑誌で編集者として携わる。 全国の農業協同組合の月刊誌で企画から取材執筆、校正まで携わり、農業経営にかかわるあらゆる記事を扱かった経験から、農業分野に詳しい。2019年からWebライターとして活動。経済、農業、教育分野からDIY、子育て情報など、さまざまなジャンルの記事を毎月10本以上執筆中。編集者として対象読者の異なるジャンルの記事を扱った経験を活かし、硬軟取り混ぜさまざまなタイプの記事を書き分けるのが得意。