儲かる米農家になるために!米の収量を確保するヒント集

米農家にとって安定した収量の確保は経営の要です。しかし、高温障害や病害、倒伏リスクなど、気候変動の影響を受けやすい昨今、収量を最大化するためのポイントを紹介します。
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十分な収量を安定的に確保するポイントとは?
米農業の収益性を高める上で、収量の確保は最も重要な課題の1つです。近年の気候変動や病害リスクの高まりにより、従来の栽培方法では十分な収量を安定して確保することが難しくなっています。
例えば、高温障害による登熟不良、病害の拡大による収量減、倒伏による品質低下など、複合的な要因が収益に影響を及ぼします。これらのリスクに対応し、収量の安定化を図るために、主に4つのポイントがあります。
1. 収量が確保しやすい品種選び
近年登録された品種には、多収向けに開発された品種や、高温・病害対策が行いやすい品種があります。ほ場環境や目的に合わせてこれらの品種を活用することが大切です。
2. 水稲を丈夫にする土づくり
丈夫な水稲が育ちやすいように土壌の物理性、化学性両面の対策を行うことも重要です。根張りがよくなるように耕すこと、また適切な栄養を補給することで地力アップを図ります。
3. 生育ムラをなくす施肥設計
施肥基準に基づいた施肥設計を正確に行いましょう。ほ場ごと、またほ場内の各所で必要な養分量を割り出し、収量構成要素を前提とした設計をすることで収量の安定につながります。
4. 倒伏リスクを避ける管理方法
適切な育苗と水管理で倒伏しにくい水稲を栽培することができます。育苗は小苗植えまたは薄播き、分げつ期の深水管理などコツをおさえることで倒伏リスクを減らしましょう。
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