【農業所得】農家の確定申告、具体的なやり方は? 白色・青色申告の違い

農業を営む個人事業主の確定申告は、最大で65万円の所得控除が受けられるなどメリットの多い青色申告がおすすめです。本記事では、青色申告と白色申告の違いや確定申告の手順、記帳のポイントなどを解説します。
- 公開日:
- 更新日:
記事をお気に入り登録する
目次
確定申告が必要な農家の条件

masa / PIXTA(ピクスタ)
確定申告とは、毎年1月1日~12月31日までの1年間の所得から所得税などの額を算出して確定させ、税務署に申告・納税する手続きのことです。確定申告の手続き期間は、原則として翌年の2月16日~3月15日までで、この期間に申告・納税を行います。
事業を営むことによって生じる所得のことを「事業所得」といい、農業で得た事業所得のことを「農業所得」といいます。
専業農家の場合、金額にかかわらず農業所得を得た年は、確定申告が必要です。また、赤字であっても確定申告をすることで、赤字を翌年度に繰り越せるなど租税上のメリットを得られます。
兼業農家の場合、年末調整の対象となる給与や退職金を除く
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
記事をお気に入り登録する
minorasuをご覧いただきありがとうございます。
簡単なアンケートにご協力ください。(全1問)
あなたの農業に対しての関わり方を教えてください。
※法人農家の従業員は専業/兼業農家の項目をお選びください。
ご回答ありがとうございました。
お客様のご回答をminorasuのサービス向上のためにご利用させていただきます。

日野澤きこ
大学卒業後3年間、小売系専門誌で新聞・雑誌の編集記者を経験。紙媒体における一連の編集業務を学ぶ。その後Webに転身し、フリーでライティング、校正、リライトなどを手掛ける。趣味は観葉植物の栽培。