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【農業アプリのおすすめ20選】栽培管理から求人まで!人気の無料アプリも紹介

【農業アプリのおすすめ20選】栽培管理から求人まで!人気の無料アプリも紹介
出典 : ivector / PIXTA(ピクスタ)

農業の現場では、栽培や作業の効率化を支援する農業アプリが多数あります。この記事では、農作業の記録機能やデータ管理、マップ機能などを比較しておすすめの農業アプリを紹介します。自分に合ったアプリを見つけて、生産性の高い農業経営を目指しましょう。

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農業に役立つアプリは種類もさまざま

農業アプリにはいろいろな種類があるので、自分が解決したい課題に強みがあるアプリを選ぶことがポイントです。また、複数のアプリを組み合わせることで相乗効果を発揮し、さらに生産性向上に役立つケースがあることも知っておきましょう。

以下で、目的別に役立つアプリを紹介していくので、実際に使用するシーンをイメージしながら参考にしてください。

営農情報管理アプリ

Sagri(サグリ)

衛星データを活用したほ場の分析アプリ「Sagri」

衛星データを活用したほ場の分析アプリ「Sagri」
出典:株式会社PR TIMES(サグリ株式会社 2022年8月30日)

Sagri(サグリ)は、人工衛星とAI技術を活用し、ほ場の状態や土壌情報を“見える化”することで、農作業の効率化と施肥コストの削減を支援する農業アプリです。

スマートフォンやPCからほ場を登録するだけで、生育状況や地力のばらつき、施肥適正エリアなどをマップ上に表示できます。区画ごとの違いが色分けされて視覚的に把握しやすく、作物の状態をピンポイントで判断しやすくなっています。

また、pHやCECなどの土壌化学性を分析し、可変施肥にも対応。データはクラウドで管理されるため、作業記録と合わせて一元的に蓄積でき、営農判断の精度向上にもつながります。

agri-note(アグリノート)

農業日誌・ほ場管理ツール「アグリノート」

農業日誌・ほ場管理ツール「アグリノート」
出典:株式会社PR TIMES(株式会社スカイマティクス、ウォーターセル株式会社 ニュースリリース 2018年7月11日)

アグリノート(agri-note)の特徴は、使用する端末ではなくインターネット上にデータが保存されるため、組織単位で簡単に情報を共有できることです。法人組織など、複数の人が作業する大規模経営において特に役立つアプリとなっています。

機能面では航空写真をもとにしたほ場マップで、作業内容や作物の生育状況をいつでも確認できます。マップ上に表示されるほ場は色鮮やかなカラーリングで区分けされるため、視覚的に判断しやすいのもメリットです。パソコンとスマホの両方に対応しており、ほ場にいながらにして過去の栽培履歴を確認することもできます。

ウォーターセル株式会社「アグリノート」

AGRIHUB(アグリハブ)

農作業管理アプリ「アグリハブ」

農作業管理アプリ「アグリハブ」
出典:株式会社PR TIMES(株式会社Agrihub ニュースリリース 2020年10月30日 )

AGRIHUB(アグリハブ)は、元エンジニアという異色の経歴を持つ農家が開発したアプリで、現場目線の使いやすさが特徴です。現役農家が開発に参加しただけあって、ありそうでなかった新しい便利機能が搭載され、話題となっています。

サービス内容は、AIが自動計算して次回使用できる農薬を教えてくれる散布管理、過去の作付けとの比較ができる農業日誌、グラフでデータ分析まで行える売上管理があります。また、農業アプリとして初めて搭載された農薬検索は、現場で手軽に農薬の適用病害虫や使用方法を確認できると人気です。

株式会社アグリハブ「AGRIHUB」

Agrion(アグリオン)

果樹に特化した「Agrion果樹」

果樹に特化した「Agrion果樹」
出典:株式会社PR TIMES(フューチャー株式会社 ニュースリリース 2019年10月7日 )

スマホの農業アプリは「初期登録が面倒くさそう」というイメージを持っている人もいるでしょう。そんな人におすすめなのが、Agrion(アグリオン)です。

こちらのアプリはあらかじめ日本全国の農地データが地図としてインプットされており、その中から栽培しているほ場を選択するだけで始められます。ほ場台帳の作成は早ければ数分で終わるため、思い立ったらすぐに活用できるのが魅力です。

利用できるサービスも農業日誌・販売管理・販路支援などの機能が揃っています。

果樹に特化した「Agrion果樹」もあります。


ライブリッツ株式会社
「Agrion」
「Agrion果樹」

畑らく日記(はたらくにっき)

畑らく日記(はたらくにっき)は、独自の音声入力機能が特徴のアプリです。音声入力で作業内容を記録できるのは、作業で両手がふさがりがちな農家にとってありがたい機能でしょう。また、画像アップロード機能も有しており、X(旧Twitter)やFacebookと連動して情報発信を容易に行えます。

そのほかにも、アプリ内で栽培記録を他のユーザーと共有することもでき、土づくりや播種方法などの情報収集にも役立ちます。仲良くなった農家仲間の日記に「いいね!」をつけられるので、コミュニケーションツールとしても使用可能です。

株式会社イーエスケイ「畑らく日記」

Z-GIS(ゼットジーアイエス)

Z-GISは、ほ場管理と収量マップに特化したクラウド型の営農管理システムです。地図上に表示されたほ場のポリゴンと、Excelに入力した栽培記録を紐づけて管理します。管理できる項目は品種や移植日、ほ場の面積などです。

地図の色分けやラベル表示などもアイコンでわかりやすく表示されているので、普段からスマホアプリを使用している人なら操作が難しいと感じる場面は少ないでしょう。これまで白地図やノートといった紙媒体で栽培記録を管理していた人は、情報をデジタル管理することで作業の効率化が期待できます。

JA全農「Z-GIS(JA全農営農管理システム)」

栽培管理アプリ

xarvio®(ザルビオ)フィールドマネージャー

衛星画像とAIを活用した栽培管理最適化プラットフォーム「xarvio フィールドマネージャー」

衛星画像とAIを活用した栽培管理最適化プラットフォーム「xarvio フィールドマネージャー」
出典: BASF SE「xarvio フィールドマネージャー」

ザルビオは衛星データの解析によってほ場や作物の状態を見える化し、栽培管理を最適化するための情報やアドバイスを提供してくれるアプリです。

30年以上の年月をかけて蓄積した天候や作物に関する膨大なデータをAIが解析することで栽培情報や推奨作業などを可視化・提案しています。

主な機能には以下があります。

  • 地力マップ:地力ムラを見える化して施肥量の適正化を実現
  • 生育ステージ予測:地域や品種、気候などの情報から生育ステージを予測して作業適期の判断をサポート
  • 病害防除推奨アラート:病害リスクを素早く検知して被害のリスクを低減
  • 可変施肥マップ:地力マップを基に施肥量を自動計算して可変施肥を実施
  • 雑草管理プログラム:雑草の発生リスクを予測して防除管理を効率化

これらの機能を活用することで、栽培管理を効率化し、収量や品質アップにつなげることが可能です。

BASFジャパン株式会社「xarvio®(ザルビオ)フィールドマネージャー」

情報収集アプリ

MAFFアプリ(マフアプリ)

MAFFアプリは、農林水産省が農業者向けの情報発信を目的に開発したアプリです。

あらかじめプロフィールとして登録しておいた地域や関心事項、作目などに応じて農林水産省から政策やイベントに関する情報がユーザーに届きます。助成金など、支援についての情報を素早く入手したいと考えている人におすすめです。

また、アプリ内の「マフちょく」というサービスでは、農林水産省からのアンケートに回答したり、現場の状況を画像付きで農林水産省に送付したりできます。今後は農林水産省が関わるさまざまな申請や手続きをオンラインで手軽に行える「農林水産省共通申請サービス(eMAFF)」との連携機能の拡充も予定されています。

農林水産省「MAFFアプリ」

agmiru(アグミル)

オープンイノベーション農業プラットフォーム「AGMIRU(アグミル)」の新サービス「農家コミュニティ」

オープンイノベーション農業プラットフォーム「AGMIRU(アグミル)」の新サービス「農家コミュニティ」
出典:株式会社PR TIMES(SBテクノロジー株式会社 ニュースリリース 2019年12月20日 )

agmiru(アグミル)は、天気予報や市況状況、肥料辞典、資材購入など農業経営に関係するさまざまな情報を収集できるアプリです。作業管理やコミュニティでの情報共有にも使えるので、栽培管理アプリとしても使用できます。初期設定が不要な点もすぐに始めたい人にとって大きなメリットでしょう。

さらに、LINEの「アグミル TALK」と友達になれば、チャット形式の質問に答えるだけで作業記録が作成できる点も便利です。現在はベータ版で一部機能しか利用できませんが、便利そうだと感じた方は今後のリリース状況をチェックしてみてください。

リデン株式会社「agmiru」

誰でもはたけシミュレータ

農業IoTサービス「誰でもはたけシミュレータ」

農業IoTサービス「誰でもはたけシミュレータ」
出典:株式会社PR TIMES(株式会社Root ニュースリリース 2020年5月20日 )

誰でもはたけシミュレータは、気象庁の全国600箇所(2025年8月)・過去40年分のデータからシミュレーションされる精度の高い「気象データ検索」が特徴のアプリです。高品質な作物の栽培に欠かせない降水量や日照時間、最高最低気温を任意の期間でグラフおよび表で確認できます。

また、花芽分化などに欠かせない積算温度の予測に役立つ「積算シミュレータ」では、有効気温の設定が可能です。有効気温とは平均気温があらかじめ設定した温度以下になった場合に「積算温度を0」として計算する便利な機能で、効率的な栽培管理に貢献します。

株式会社Root「誰でもはたけシミュレータ」

農薬関連アプリ

農薬検索アプリ

農薬検索アプリはその名の通り、ほ場で使用する農薬の種類や適用病害虫などを手軽に検索できるアプリです。このアプリの特徴は登録やインストールが不要な点で、インターネットに接続できる環境であれば誰でもすぐに確認できます。頻繁に使用する農薬がある場合は、お気に入り登録すれば検索する必要もないので便利です。

また、農薬以外にも病害虫や農業に関するニュースを配信しているので、幅広い面で栽培管理に役立ちます。提供元は栽培管理・生育管理に役立つアプリで紹介したアグリノート(agri-note)と同じウォーターセル株式会社で、アグリノートと連携して使える点も魅力です。

ウォーターセル株式会社「農薬検索アプリ」

農薬希釈くん

農薬希釈くんは、農薬の希釈計算に特化したアプリです。ラベルに記載されている希釈倍数を入力し、必要な計算方法を選択する2つのステップだけで簡単に液量や薬量を算出できます。計算方法には、「面積から算出」「液量から算出」「薬量から算出」「希釈計算早見表」の4つがあるため、自分が日頃から計算している方法を選ぶことが可能です。

アップデートによって小規模な散布をする方向けに「小数点第1位まで表示」、無人ヘリコプターやドローンで散布を行うような大規模農家向けに「10a当たりの散布量の小数点入力」などが導入され、さらに使いやすくなりました。

バイエルクロップサイエンス株式会社「農薬希釈くん」

農薬調製支援アプリ (混用事例確認・希釈計算)

農薬調製支援アプリは、日本農薬株式会社が販売している主要な農薬製品の混用事例を確認できるアプリです。

農薬の混用は薬害が発生するリスクがあるため慎重に行わなければいけませんが、このアプリがあれば現地でしっかり確認できます。「対象となる作物を選ぶ」「使用する農薬を選ぶ」「混用農薬を選ぶ」という3つのステップだけで手軽に結果がわかります。

また、希釈倍数と散布液量から必要な使用量を算出できる希釈計算機能も付いているので、現場では何かと重宝するでしょう。

日本農薬株式会社「農薬調製支援アプリ」

病害虫診断アプリ

Agrishot(アグリショット)

アグリショットはLINE上で病害虫名をAIが自動診断してくれるサービスです。アプリをインストールする必要はなく、LINEでアカウントを友達に追加すれば利用できます。利用方法も簡単で、病害虫の被害が疑われる果実の写真をアグリショットのトーク画面に送れば数秒で結果がわかります。

診断してくれる作物は柑橘類やイチゴ、トマト、ナスだけですが、それらを栽培している農家なら利用してみる価値はあるでしょう。

アグリショット株式会社「アグリショット」

SCIBAI(サイバイ)

病害虫診断と栽培相談SNS アプリ「SCIBAI(サイバイ)」

病害虫診断と栽培相談SNS アプリ「SCIBAI(サイバイ)」
出典:株式会社PR TIMES(株式会社ミライ菜園 ニュースリリース 2021年7月21日)

SCIBAI(サイバイ)は、インストールしたアプリで対象作物を撮影することで、AIが病害虫の自動診断をしてくれるサービスです。

さまざまな作物に対応しているので、幅広いユーザーが利用できます。病害虫診断以外にも、診断結果について他のユーザーに相談できる「教えて!アイコン」や自らの栽培記録を発信できる「栽培SNS」といった機能も付いています。

特に「教えて!アイコン」では、家庭菜園を楽しんでいる一般ユーザーの疑問に答えることでポイントがたまる機能もあるのが特徴です。ベストアンサーを積み重ねることで、消費者へ「ノウハウを豊富に持っている農家である」ことを伝えるプロモーション効果も期待できます。

株式会社ミライ菜園

販売促進アプリ

ポケットマルシェ

農家と消費者を直接繋ぐアプリ「ポケットマルシェ」

農家と消費者を直接繋ぐアプリ「ポケットマルシェ」
出典:株式会社PR TIMES(株式会社ポケットマルシェ ニュースリリース 2020年5月11日)

ポケットマルシェは農家が誰でも簡単に出品できることを目的に開発されたアプリで、全国の農家だけでなく漁師も参加しています。このアプリのメリットは、すべての作業がスマホで完結する上、消費者と直接コミュニケーションがとれる点です。

請求は不要で売上金はアプリ運営会社から直接振り込まれるため、入金の心配をする必要もありません。また、販売した作物の感想が届くなど、消費者と手軽につながることもできるので、自園の作物の魅力を積極的にアピールしたい人にもおすすめです。

株式会社ポケットマルシェ

メルカリ

メルカリのテレビCM「何売るの?ベジタブル」篇

メルカリのテレビCM「何売るの?ベジタブル」篇
出典:株式会社PR TIMES(株式会社メルカリ ニュースリリース 2021年11月17日)

メルカリは言わずと知れた大手フリマアプリですが、使わなくなった品物だけでなく、採れたての作物を出品することもできます。メルカリでは消費者が自分の基準で商品を購入するかどうかを決めるため、市場を通して販売するときのような規格に左右されることなく、手軽に販売できるのが魅力です。

例えば、市場では値が付かないキズモノでも価格次第では売れる場合があるので、いろいろ工夫して出品してみてはいかがでしょうか。

株式会社メルカリ

求人・マッチングアプリ

デイワーク

デイワークは、1日単位で人手を確保したい農家と、短時間だけ働きたい人をマッチングできる農業求人アプリです。

面接や事前連絡を省略して、アプリ上で直接雇用が完結するため、繁忙期にすぐ人を呼びたいときにも役立ちます。作業内容や勤務地を見て応募できるしくみなので、未経験者や副業希望者でも参加しやすく、実際に学生や主婦など多様な層が登録しています。

農家側の利用も完全無料で、スマホ操作に不慣れな方にはJAや自治体がマニュアルや研修でサポートする体制も整っています。

日ごとに変わる作業量や気候に応じて柔軟に人手を確保できる点で、デイワークは今後の農業現場にとって心強い選択肢といえます。

Kamakura Industries株式会社

農How

農作業マッチングアプリ「農How」

農作業マッチングアプリ「農How」
出典:株式会社PR TIMES(株式会社アグリトリオ ニュースリリース 2021年6月1日)

農Howは繁忙期など、一時的に人手が欲しい農家に重宝されるアプリです。短期間でも働きたいユーザーと、忙しいときだけスポット的に働き手が欲しい農家のニーズにマッチした求人アプリとなっています。

働き手は動きやすい服装で現地集合してくれるので、農家が送迎などの問題に悩まされない点もメリットです。ただし、2021年11月時点でのサービス提供エリアは愛知県東部と静岡県西部の三遠地方のみとなっています。

株式会社アグリトリオ

農mers

農家と農業をやってみたい人をつなげるマッチングアプリ「農mers」

農家と農業をやってみたい人をつなげるマッチングアプリ「農mers」
出典:株式会社PR TIMES(株式会社マイナビ ニュースリリース 2021年2月10日 )

農mersは、働く人と作業を依頼する農家の両方が無料で利用できるアプリです。農家は案件を登録することで、手伝ってもらいたい期間に応じた求人を出せます。一方、働きたい人はこれまでの農業経験を「農スキル」に登録すれば農家へ効率的にアピールできる点が特徴です。

株式会社マイナビ「農mers」

チャット機能も備わっていて、事前連絡などが円滑に行えるようにも配慮されています。農mersについては下記の記事でも紹介しているので参考にしてください。

あぐりマッチ

農家と農業に興味がある人が出会える恋活・婚活マッチングアプリ「あぐりマッチ」

農家と農業に興味がある人が出会える恋活・婚活マッチングアプリ「あぐりマッチ」
出典:株式会社PR TIMES(株式会社あぐりマッチ ニュースリリース 2021年7月6日 )

仕事柄、新しい出会いがあまりない農家におすすめの恋愛・婚活アプリです。自然や田舎が好きな人たちをターゲットにしたアプリなので、農業に対してある程度の理解を示してくれる人たちが多く集まっています。

タイムラインで自分の趣味やライフスタイルを共有したり、アドバイザーに相談したりすれば理想の相手とマッチングする可能性も高まるでしょう。これから一緒に農業を営んでいくパートナーを見つけたい人は、試してみてはいかがでしょうか。

株式会社あぐりマッチ

※農家のための婚活アプリについてはこちらの記事もご覧ください。

収量・品質アップにつながる農業アプリの機能

農業アプリを活用して、収量や品質をアップし、収益向上につなげたいと考えている方も多いのではないでしょうか。栽培管理アプリなら、栽培管理を最適化して、収量や品質アップにつなげられます。

ここからは、前述の「xarvio®(ザルビオ)フィールドマネージャー」を例に挙げ、収量・品質アップにつながる農業アプリの機能を5つ紹介します。

地力マップ:地力のムラが一目でわかる

ザルビオの地力マップ

ザルビオの地力マップではほ場全体の地力を把握できる
画像提供:BASFジャパン株式会社

地力マップでは、過去15年分の衛星データから推定された地力を確認できます。地力の高低がわかれば、適切な基肥の設計や、効果的な土壌改良資材の施用が可能です。

収量データマップとザルビオの地力マップ。収量と地力がほぼ一致している

画像提供:BASFジャパン株式会社

利用者の事例を見ると、収量データと地力マップの地力はおおむね一致していることがわかります。収量センサー付きの農機がなくても収量のムラを知ることができるため、効果的な基肥や追肥を簡単に実施できます。

生育ステージ予測:生育状況に応じた作業適期をお知らせ

生育ステージ予測は、気候や品種、地域などのデータを基に生育ステージを予測します。生育ステージは、作物の生育段階を00~99で示す国際的なコードを用いて表されます。

ザルビオの生育ステージ予測

生育ステージ予測では、日ごとの生育状況が00~99で表される
画像提供:BASFジャパン株式会社

リアルタイムで天候を考慮した生育ステージを予測できるため、前例のない豪雨や高温などの異常気象が発生した際にも、収量や品質の低下を抑えることが可能です。

ほ場ごとの生育ステージは一覧で確認できるため、生育状況に応じた作業計画を簡単に立てられます。重要な生育ステージが近づくと通知を受け取ることができるため、作業適期を逃すリスクを低減できます。

病害防除推奨アラート:病害リスクを素早く検知


病害防除推奨アラートでは、4日先までの病害リスクを確認できます。品種ごとの病害への抵抗性のほか、天候も考慮して病害リスクを予測するため、異常気象を原因とする突発的な病害にも対処できます。

ザルビオの病害防除推奨アラート

病害防除推奨アラートは、4日先までの病害リスクを3段階で予測する
画像提供:BASFジャパン株式会社

病害リスクが高まった際には通知を受け取れるため、早期の発見や防除が可能です。また、効果的なタイミングで防除できるようになるため、農薬の使用量を抑えることができ、コスト削減にもつながります。

可変施肥マップ:施肥量を自動で計算

可変施肥マップは、地力や生育状況を考慮した可変施肥マップを生成します。肥料の使用料を入力するだけで、ザルビオが施肥量を自動で計算し、可変施肥マップを作成します。

ザルビオの可変施肥マップは肥料の使用料を入力するだけで自動で施肥量を計算する

画像提供:BASFジャパン株式会社

施肥量の計算やマップの作成はシステムが行うため、特別な知識や労力は必要ありません。肥料の使用量を入力するだけで、誰でも簡単にデータに基づいた可変施肥マップを作成できます。また、ザルビオで作成した可変施肥マップは、ヤンマーやクボタ、井関農機など多くのメーカーの農機で読み取れます。

雑草管理プログラム:雑草の発生リスクを予測

雑草管理プログラムでは、雑草の発生リスクと防除適期を知ることができます。地域や作付けに合わせた推奨プログラムが用意されているほか、独自の防除プログラムを登録することも可能です。

ザルビオの雑草管理プログラム

雑草管理プログラムでは、ほ場ごとに推奨される作業と雑草リスクが確認できる
画像提供:BASFジャパン株式会社

雑草の発生リスクや、プログラムに応じた防除の推奨時期はアラートで知ることができるため、作業モレを防げます。また、雑草の発生リスクは天候データも考慮されているため、異常気象や気候変動に応じた防除作業が実現します。

農業アプリの活用事例

ここでは、農業アプリを活用して省力化と収量アップを実現した新潟県の農業法人・上関ふぁーむの事例を紹介します。

倉庫の前に並ぶ上関ふぁーむのメンバー

上関ふぁーむは新潟県の最北に位置する山間地である岩船郡で水稲とそばを栽培している(左:渡辺さん、中:伊藤代表、右:伊藤さん)
撮影:minorasu編集部

上関ふぁーむは、効率的な栽培管理を実現するために栽培管理支援ツールのザルビオを導入しています。

「法人設立時、農地面積は10ha程度しかありませんでした。しかし、高齢で引退した周辺農家の土地を借地として引き受けるうちに管理下のほ場は徐々に拡大し、現在は35haまで拡大しています。」

ほ場の面積の拡大に伴い、効率的な管理方法を模索するようになったといいます。

「ほ場が拡大すると管理が大変になり、効率化するための工夫が必要だと考えました。ほ場の上から見るほうがよいと考え、ドローンを使ったリモートセンシングにチャレンジしましたが、利益はまったく出ませんでした。その後、センシングの専門機械も発売されたのですが、高価で手が出ませんでした。」

その後、スマート農業に関する情報収集を進めるうち、ザルビオを見つけたそうです。

「ちょうどその頃、インターネットでザルビオを知りました。特にリーズナブルな金額に興味を惹かれましたね。他に比較検討していたサービスに比べて10分の1ぐらいの金額だったかと思います。」

リーズナブルな価格のほか、ほ場の見える化が実現する点も、導入につながったそうです。

「ザルビオでは、衛星画像データを利用して『ほ場を真上から見る』という、自分達がやろうとしていたことが実現できそうでした。効率化につながる最新機器は積極的に取り入れていて、ザルビオの活用は負担軽減にもつながると思い、すぐに有料サービスを申し込みました。」

現在、上関ふぁーむでは病害防除推奨アラートと可変施肥マップを活用して省力化を実現しています。初めて病害防除推奨アラートが出た際、精度の高さに驚いたそうです。

「初めて病害防除推奨アラートが出たときには半信半疑でしたが、JA営農指導員に相談して見てもらうと、確かに生理障害が発生していました。植えてから1週間~10日くらいだったのですが、小さな苗でも感知できることに驚きました。」

その後は、病害防除推奨アラートの精度の高さを活用して、見回りの負担を軽減しているそうです。

「病害防除推奨アラートが出るのはたまにですが、出たらすぐに見に行きます。逆にいえば、検知の精度が高いので、病害防除推奨アラートが出たときだけ目視確認しに行けばよく、通常時の見回りはほとんど不要で省力化につながっています。」

また、可変施肥マップとドローンを活用することで、追肥の負担も軽減しています。

「従来は、いわゆる背負い型の動力散布機で追肥していました。今はドローンとザルビオの可変施肥マップを活用することで、労力が相当軽減されています。農薬や除草剤、肥料の散布も全部ドローンでやっていて、追肥の部分ではザルビオの生育マップを見ながら可変施肥を行っています。」

さらに、ドローンでの可変施肥をすることで、15%の収量アップも実現しているそうです。

「以前は反収の平均が6俵半~7俵半でしたが、ザルビオの生育マップで可変施肥の追肥をした結果、反収は7俵半~8俵半まで増収しました。ほ場が広いだけに、全体を把握したり、追肥の判断や追肥量の調整をすることが大変なので、生育マップのデータが役立っています。」

このように、上関ふぁーむではザルビオを活用することで、省力化と収量アップを実現しています。

農業アプリにはそれぞれの用途に応じて、たくさんの種類があります。適切に使うことで作業効率のアップに大きく役立ちますが、似た機能を持つアプリもあるので、使いやすさや機能面を比べながら、目的に応じたアプリを選んでみてください。

省力化や収量アップを目的に農業アプリを探している方がいましたら、ザルビオの機能を一度確認してみてはいかがでしょうか。

ザルビオは会員登録無料です。まずは一度、最先端の栽培管理ツールをお試しください。

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中原尚樹

中原尚樹

4年生大学を卒業後、農業関係の団体職員として11年勤務。主に施設栽培を担当し、果菜類や葉菜類、花き類など、農作物全般に携わった経験を持つ。2016年からは実家の不動産経営を引き継ぐ傍ら、webライターとして活動中。実務経験を活かして不動産に関する記事を中心に執筆。また、ファイナンシャルプランナー(AFP)の資格も所持しており、税金やライフスタイルといったジャンルの記事も得意にしている。

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