ナスのハスモンヨトウ対策! ヨトウムシ類を見分けて適切に防除する方法
ナスには多くの害虫がつきますが、中でもハスモンヨトウは食欲旺盛で葉だけでなく果実も食害するため、収量や品質に甚大な影響を与えます。被害を出さないために、ハスモンヨトウの発生を早期に発見し、速やかに防除対策を実行できるよう備えが必要です。
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ハスモンヨトウは、昼間は葉裏や株元に潜むことが多いため発見しにくいうえに、薬剤抵抗性を持ちやすい難防除害虫です。そこで本記事では、ほかの害虫との見分け方を写真付きで解説するとともに、効果的な農薬や耕種的防除のポイントについて説明します。
ハスモンヨトウとは? ナスの品質・収量に悪影響を及ぼす難防除害虫
ハスモンヨトウ
写真提供:HP埼玉の農作物病害虫写真集
難防除害虫であるハスモンヨトウの被害からナスを守るために、まずは被害の特徴や生態を知り、早期発見を心がけましょう。
ナス栽培時における被害の特徴
ハスモンヨトウは極めて広食性の害虫で、ナスや大豆、里芋、ヤマトイモ、キャベツ、白菜、ブロッコリー、レタスなどの作物での発生が多く見られます。
そのほかにもトマト・ピーマンなどナス科、大根やカブなどアブラナ科、きゅうりやスイカなどウリ科、インゲン
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大曾根三緒
ビジネス、ペット、美術関連など多分野の雑誌で編集者として携わる。 全国の農業協同組合の月刊誌で企画から取材執筆、校正まで携わり、農業経営にかかわるあらゆる記事を扱かった経験から、農業分野に詳しい。2019年からWebライターとして活動。経済、農業、教育分野からDIY、子育て情報など、さまざまなジャンルの記事を毎月10本以上執筆中。編集者として対象読者の異なるジャンルの記事を扱った経験を活かし、硬軟取り混ぜさまざまなタイプの記事を書き分けるのが得意。