農業で儲かる作物とは?新規就農者が知るべき収益性と選び方

新規就農時、どの作物が最も儲かるか悩む方へ。農業の収益性を高めるカギは作物選びにあります。本記事では、営農類型別に収益性や労力のバランスを分析し、効率的に稼げる作物と経営戦略のポイントを解説します。
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農業もビジネスです。利益を上げることを考えなければいけません。その時に重要となるのは、どの作物が高い利益を出せるかということです。
今回は初めて農業をする方に向けて、どういった作物が利益を出せるのかを、収益や労働時間などの視点から紹介します。
収入? 利益? まず知っておきたい、「儲かる農業」の基準

ilixe48/ PIXTA(ピクスタ)
まずは農業経営の基本となる収入や利益の計算方法と、その基準について紹介します。「儲かる農業」を行っていくにはどれも重要な知識なので、これから新しく農業経営を行う方は、しっかりとチェックしておきましょう。
主業農家の収益は「作物の売り上げ収入-経費」で求める
作物の売上収入は「収量×平均単価」で求められます。また売上収入から経費を差し引いた額が農家の利益になります。
経費になるのは、ハウスや農
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百田胡桃
県立農業高校を卒業し、国立大学農学部で畜産系の学科に進学。研究していた内容は食品加工だが、在学中に農業全般に関する知識を学び、実際に作物を育て収穫した経験もある。その後食品系の会社に就職したが夫の転勤に伴いライターに転身。現在は農業に限らず、幅広いジャンルで執筆活動を行っている。