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水稲の品質や収量を安定化!異常気象から米を守るヒント集

水稲の品質や収量を安定化!異常気象から米を守るヒント集
出典 : minorasu編集部

ここ数年の異常気象下での米作りには、白未熟粒の増加、胴割れ米の発生、カメムシ被害の拡大、いもち病の多発などさまざまな課題が浮上しています。これらの問題に対処するため、従来の枠を超えた栽培管理と総合的なアプローチが求められています。

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品質・収量を安定化させるための異常気象対策

夏の高温や突発的な豪雨など、異常気象がもたらす米作りへの影響は年々深刻化しています。従来の栽培方法では対応しきれない事態が多発し、より緻密な栽培管理が求められているのが現状です。

特に、収量減と品質低下につながる、深刻な4つの課題があります。

1. 白未熟粒の増加

高温や日照不足に加え、窒素不足が原因で発生するのが白未熟粒です。米の等級を下げ、収入減につながる厄介な問題です。

2. 胴割れ米の発生

登熟初期の高温は、米粒の内部組織に影響を与え、胴割れ米の発生リスクを高めます。胴割れ米は精米時のロスを増加させ、商品価値の低下を招きます。

3. カメムシ被害の拡大

冬季の高温化は、カメムシの越冬率を高め、翌年の発生数増加につながります。米に斑点を生じさせるため、雑草管理や適切な防除対策が重要です。

4. いもち病の多発

高温多湿や低温多雨の気象条件は、いもち病の発生を助長します。収量減少と品質低下を引き起こすため、早期発見と防除が不可欠です。

これらの課題に対処するためには、気象情報の収集と分析、適切な栽培管理、病害虫防除の徹底など、総合的なアプローチが求められます。今回は課題ごとに具体策を解説します。

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