【肥料の計算方法】 施肥量の求め方&農家向け無料アプリ3選

肥料は、作物の生育を左右する重要な要素です。適切な施肥は作物の品質・収量アップにつながりますが、過剰な施肥は逆効果になることもあります。過不足なく施用するには、土壌環境や作物の生育状況から必要な成分量を計算し、施肥設計を立てることが重要です。
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目次
適切な施肥設計で重要なのが、正しい肥料計算です。計算が正しくなければ、施肥量に過不足が生じ、期待される効果が得られません。本記事では、適切な施肥量の計算方法と施肥設計時の注意点を解説します。また、肥料計算で使える無料ツールを紹介します。
基準は窒素! 10a当たり肥料の量を求める計算式

Vitalii M / PIXTA(ピクスタ)
全国の都道府県では、主要な作物ごとに施肥基準が提示されます。それを1つの目安としながら、自身の農地の土壌診断に基づいて施肥をすることが重要です。そこで、まずは土壌診断からどのように必要な施肥量を導き出すかについて解説します。
施肥基準や土壌診断結果では、施肥の目安として「窒素(N)」「リン酸(P)」「カリウム(K)」の成分量が示されています。このう
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大曾根三緒
ビジネス、ペット、美術関連など多分野の雑誌で編集者として携わる。 全国の農業協同組合の月刊誌で企画から取材執筆、校正まで携わり、農業経営にかかわるあらゆる記事を扱かった経験から、農業分野に詳しい。2019年からWebライターとして活動。経済、農業、教育分野からDIY、子育て情報など、さまざまなジャンルの記事を毎月10本以上執筆中。編集者として対象読者の異なるジャンルの記事を扱った経験を活かし、硬軟取り混ぜさまざまなタイプの記事を書き分けるのが得意。