【野菜販売】許可は必要? 道の駅やネットで野菜を売る方法
農家による野菜の直接販売は、自ら価格を決めたり、特長をアピールできたりと、市場出荷とは異なるメリットがあります。基本的に販売許可などは不要ですが、販売方法や取り扱う農産物により手続きが必要な場合があるので、販路を決める前に調べておくことが重要です。
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農家が自ら野菜を販売するには、道の駅、直売所、ネット販売など多様な販売ルートがあります。本記事では、個人農家が野菜を販売する際の販売許可や手続きについて、販売方法別に詳しく解説します。
野菜販売時に必要な許可・資格と届出
野菜販売における販路別メリットとデメリットの一覧
minorasu編集部作成
農家が自ら生産した農産物を加工せずに販売する場合、販売ルートに関わらず出荷と見なされるため、基本的に許可や資格は必要ありません。
ただし、野菜の販売には「食品表示法」と、2021年に改正された「食品衛生法」が適用されるので、これらの決まりを守る必要があります。以下では、それぞれの法に基づき必要とされる手続きについて解説します。
食品表示法に基づく手続き
「食品表示法」は、食品の安全性や機能性に関する表示について定めた法律です。農家が野
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大澤秀城
福島県で農産物直売所を立ち上げ、店長として徹底的に品質にこだわった店づくりを行い、多くの優れた農家との交流を通じて、農業の奥深さを学ぶ。 人気店へと成長を遂げ始めたさなかに東日本大震災によって被災。泣く泣く直売所をあきらめ、故郷の茨城県で白菜農家に弟子入りし、畑仕事の厳しさを身をもって体験する。 現在は農業に関する知識と体験を活かしながら、ライターと塾講師という2足のわらじで日々歩みを進めている。