ネギの生産量ランキング|上位の都道府県や代表的な品種は?

ネギはさまざまな料理で使われ、家庭向けも業務・加工用も、需要が高く、価格も安定しています。また、各地域でブランド品も開発されていて、消費者に人気があります。この記事では農林水産省などの統計データをもとに、ネギの生産量が多い地域や代表的な品種などを紹介していきます。
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目次
ネギの生育適温は20℃前後ですが、低温や暑さに強い品種があり、日本各地で栽培されています。また、家庭でも、外食産業や中食産業でもニーズが高く、安定して消費される作物です。
今回は各種統計データをもとに日本のネギ栽培の現状を紹介していきます。
ネギの生産量(収穫量)と卸売価格の推移
2021年産のネギの収穫量は、44万t、作付面積は2万1,800haでした。2000年以降の推移をみると、収穫量・作付面積ともに徐々に減少しています。

出典:農林水産省「作物統計調査|作況調査(野菜)」の「長期累年」「令和3年産野菜生産出荷統計」よりminorasu編集部作成
しかし、卸売価格は逆に高くなっています。2015年以降、年平均の1kg当たり価格は360~420円程度で推移しています。

農林水産省「青果物卸売市場調査報告|長期累年」よりminorasu編集部作成
ネギの卸売数量が減少しているのは、加工・業務用向けに、業者に直接出荷される数量が
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中原尚樹
4年生大学を卒業後、農業関係の団体職員として11年勤務。主に施設栽培を担当し、果菜類や葉菜類、花き類など、農作物全般に携わった経験を持つ。2016年からは実家の不動産経営を引き継ぐ傍ら、webライターとして活動中。実務経験を活かして不動産に関する記事を中心に執筆。また、ファイナンシャルプランナー(AFP)の資格も所持しており、税金やライフスタイルといったジャンルの記事も得意にしている。