稲わらの秋すき込み+石灰窒素で地力向上! 収量を増やす、水田の土作り方法
稲わらの秋すき込みは、気候などの要因で思うように腐熟が進まない場合がありますが、石灰窒素の散布によって腐熟を促進できます。実際に散布する場合の目安となる分量や散布の手順、同時に施用することでさらに地力を上げる肥料などについて詳しく解説しています。
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目次
作物の品質や収量を上げるには地力の向上が欠かせません。そのためには堆肥に近い効果を発揮する「石灰窒素を加えた稲わらの秋すき込み」がおすすめです。その効果を上げるポイントに触れながら、稲わらの秋すき込みの具体的な方法やメリットを紹介します。
地力を上げて収量アップ! 稲わらのすき込みが水田の土作りにもたらす効果
dr30 /PIXTA(ピクスタ)
近年の気温上昇は水稲栽培にも強い影響を及ぼしています。その1つが、水稲の出穂期から登熟期まで高温が続くことで、高温障害により品質や収量が低下している問題です。
また、台風や大雨の増加により、収穫後に稲わらが流され、用水路や周辺の道路に流出・散乱してしまうという被害も発生しています。
こうした状況の改善に効果的なのが、収穫後に行う稲わらの秋すき込みで
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大曾根三緒
ビジネス、ペット、美術関連など多分野の雑誌で編集者として携わる。 全国の農業協同組合の月刊誌で企画から取材執筆、校正まで携わり、農業経営にかかわるあらゆる記事を扱かった経験から、農業分野に詳しい。2019年からWebライターとして活動。経済、農業、教育分野からDIY、子育て情報など、さまざまなジャンルの記事を毎月10本以上執筆中。編集者として対象読者の異なるジャンルの記事を扱った経験を活かし、硬軟取り混ぜさまざまなタイプの記事を書き分けるのが得意。